2019年度 合同入社式 〜激動の時代を生き抜き、全力で取り組みたい〜

2019.4.11

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2019年度 合同入社式
激動の時代を生き抜き、全力で取り組みたい

 

4月1日、宮崎観光ホテルの8階「プリリアント」にて宮崎県中小企業家同友会(以下、同友会)が主催する合同入社式が行われた。参加を希望する企業に入社した新入社員と社長が共に参加し、記念講演を聞いて学んだり、決意表明をスピーチしたり、参加者と交流するといった内容のものだ。地方の中小企業は一度に多くの新入社員を採用できない会社が多く、なかなか自社の中で本格的な入社式を行えないため、何社かで合同で行う入社式はとても良い機会だ。

 

私は2015年に記念講演の講師として参加し、素晴らしい入社式だと感じたため、昨年から新入社員と共に参加するようにして、今年で二年目になる。当社には新卒で入社した社員が6名いて、その半分の3名が8〜11年目になるが、彼らは今でも入社した当日のことや一年目のことをよく話題にする。このように社会人一日目は、多くの人にとっていつまでも忘れない大切な日であるため、昨年と今年の新入社員も、緊張したり困惑したりすることも含め、きっといつの日か大切な思い出として笑顔で話してくれる時が来るだろうと楽しみにしている。

 

 

今年の合同入社式の参加企業は12社、新入社員は21名で、各社1名から4名の参加だった。一人ひとり名前を呼ばれ、その場で規律をして「はい、よろしくお願いします」と挨拶をすることからスタートする。たったこれだけのことだが、程よい緊張感が走る。社会人一日目、一人の大人として人前で挨拶をするという人生においても大切な瞬間だ。その後、宮島代表理事(株式会社 島大組/社長)の歓迎の言葉、そして河野俊嗣宮崎県知事からのメッセージが読み上げられた。私が若い頃は、形式的なスピーチ等に全く耳を傾けていなかったが、合同入社式に参加する新入社員の皆さんは背筋をしっかり伸ばし、微動だにせず真剣に話を聞いているのが素晴らしい。

 

仕事が楽しければ人生が楽しい!

 

記念講演は、株式会社ビューフィールドの前島崇志常務取締役が「仕事が楽しければ人生が楽しい!」と題して60分間講話した。前島氏は1981年宮崎県清武町生まれ。高校卒業後、大学入学で上京し、卒業後そのまま東京のIT企業へ入社。主に法人向けITシステムの営業に携わり、2015年、宮崎に帰り父親が創業した株式会社ビューフィールドへ入社、2020年に予定している事業継承に向け同友会を中心に勉強中だ。現社長の父も同友会の会員であり、専門委員会の委員長を務める等、精力的に活動している中、息子として、後継者として、どうあるべきかを模索していた時期があり、現在は同友会内に青年部を設立することを目指す中心メンバーとして活躍している。

 

 

前島氏は「まだまだ学生でいたかった、社会人としてのスタートラインを切りたくなかった」という新入社員の時の不安だった気持ちを素直に語ってくれた。その後、いくつかの失敗を重ねながら学んだことをわかりやすく解説してくれた。ジェネレーションギャップがあることは当たり前であり、「世代価値観差」の中から自分の価値を自覚すること。かっこいい先輩、憧れの人を見つけたら「その人ならどう対応するのか」と考えてみる(客観的理想像をつくる)と答えが見つかりやすいこと。そして、若くて経験も浅い自分がコンペに挑戦し、競合他社に勝って受注できた経験から、人や会社からの評価は必ずしも知識や経験ではなく、一生懸命さや真剣さ、熱意が大切であること。30代という若さでまだ社長ではない前島氏の話は、新入社員の皆さんの目線に合わせた話であり、とても受け入れやすかったはずだ。

 

 

令和時代を担う若者へ
熱いエールを送る

 

前島氏は最後に、お互いに切磋琢磨し合える仲間、何でも言い合える仲間、それは同期であり、この場に集った合同入社式に参加する皆さんが互いに同期であること、そしてこれからはビジネスそのものが変わっていく時代であり、そんな新しい時代を担っていくのが君たちであることを伝え、新入社員へ熱いエールを送って締めくくった。ちょうどその頃、政府により新年号の発表が行われ、平成から「令和」になることが報道されたタイミングで、会場でもそのことが話題になった。

 

記念講演を聞いた後、新入社員の皆さんが演台を前に「誓いの言葉」を発表した。「これからの時代を担っていく一員として自覚を持って働きたい」、「つらいことがあっても積極的にチャレンジしていきたい」、「激動の時代を生き抜き、全力で取り組みたい」等々、力強い発表が続き、それを聞いていた社長達も身が引き締まる思いだったに違いない。

 

 

その後は隣の会場に移動し、社長や先輩社員と一緒に円卓を囲んで感想交流食事会を行なった。緊張で食事が喉を通らない新入社員もいるのではないかと思ったが、ほとんどのテーブルが楽しそうに会話を弾ませていた。最後に会社毎の決意発表が行われ、新しく仲間入りした社員への期待、そして社長としての決意をそれぞれが語った。

 

 

 


 

3月 理事会
会の活性化へ向け変革を

 

3月の理事会(3月27日開催)は通常より一時間前の17時から開始され、4時間に及んで議論が交わされた。役員研修会や経営フォーラム、青年部設立準備会等の活動報告や協議が行われた中で、最も時間が割いて議論したのが、来年度の活動推進についてだ。島原代表理事より現状の同友会について問題提起がありさらに増強本部より「全会員の委員会登録」及び「小グループ設置」という思い切った提案もあり、理事及び代表幹事らと共に議論が白熱した。この日の理事会において結論は出してはいないが、支部より細分化された少人数の「小グループ」を設置し、会の活動を活性化させる案については、概ね肯定的な意見が飛び交った。

 

 

増強本部からは、新会員に既存会員の商品をプレゼントする「ご入会おめでとうキャンペーン」や、インタビューや活動報告を雑誌の記事のように紹介していく取り組み(本紙もその一つ)を試験的に実施することが提案され、承認された。いろいろと運営上の課題はあるが、走らせながら改善していくことを前提としており、会員同士の接触頻度の向上、増強機運の醸成、会活動の活性化を目指す。

 

文・構成・撮影:

竹原 英男
TNAソリューションデザイン株式会社 代表取締役
宮崎北支部・理事・増強本部長・産学官民連携部会MANGO会長

 


本資料は同友会の会員がゲストや非会員を訪問したり、入会や例会参加をお誘いする際に活用していただくために試験的に増強本部が発行しています。PDFファイルをダウンロードできますので、印刷する等としてご活用ください。

 

 

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