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2023年6月12日 請関 仁

部会長としての抱負

同友会に入会して4年が経ちます。
私は宮崎同友会青年部スタートの狼煙とほぼ同時期に活動を始めました。もともと、父が会員だったのですがほとんど活動しておらず、支部の先輩から『会員を引き継いで、本気でやってみたらどう?』という言葉の後押しもあり、青年部設立準備会へ入りました。
設立準備会のメンバーは、今までに会ったことのない類のアツい人たち。青年部を設立するために本気になって全国駆け回っている。はじめは「何故こんなに燃えてるんだろう」それが正直な気持ちでした。そんな中で、私も影響を受け長野・山梨など発起人メンバーと全国を飛び回って動くようになり、出会う人たちの熱に触れだんだん感化され、同友会で得たものを会社に持ちこみ始めました。それから走ってきた4年間。経営理念がなかったうちの会社は人事考課制度を開始し、経営理念をつくりました。今年は社員以外の方も招いて経営計画発表会を実施しました。同友会活動と並行して新会社の設立や新卒採用・社内委員会活動を始めるなどチャレンジし、少しづつ成長してこれたと感じています。

去年「部会長をやってみないか?」と話をいただいた時、最初は不安の方が大きかったですが、青年部をなんとか創り上げると設立に向けて私の目の前を走っていた発起人メンバーの姿を一番間近で見てきたのは自分だとも思い、その想いを引き継ぎチャレンジすることを決めました。
私は入会前、経営者として学べる場所が欲しいと痛切に願っていました。そして、同友会でたくさんの魅力的な経営者と出会うことができました。今期はさらに県外の魅力あふれる会社、同友会の仲間との交流も活発にし、宮崎の仲間も増やしていきたいと考えています。今期のスローガンは「主体者たれ!あなたと共に活動したい、共にゆこう」です。

経営者ですから、まずは目標を設定しそれを達成していくことが大切だと考えます。その為に去年の活動を踏まえ、一つのテーマとして例会や模擬会議をバランスよく企画し質をあげていくことを意識して活動していきます。ひとつひとつの企画の目的を深め、趣旨を明確にし、来ていただきたいターゲットを定めてゲスト参加目標を達成していきます。今期は会員純増30名を目標に定めています。そのためには去年の退会率を考えると40名の入会が必要です。毎月の入会数を幹事会の皆でしっかりと意識し例会や支部活動などを利用して着実にゲストを呼び込んで入会につなげる行動をとっていきます。だからこそ例会でどんな経営者に喜んでもらえるのか、価値があるのかを明確にしていく必要があります。
そしてこのサイクルを毎月意識し、実践していく青年部にしていくことで目標設定から達成することを当たり前に実現していく達成型の集団にできると思います。
成長の為の、もう一つのテーマは青全交の成功です。そのために他県・全国同友会との交流を更に活発化します。宮崎青年部には魅力あふれるメンバーが揃っています。そして県外にも視野を広げると青年部世代で同友会的経営を成功させている事例にたくさん出会うことができます。交流を深めることで青年部全体の視座を高め、同友会の本質を感じとる機会ができると思っています。県外実践者との交流をますます密にしていくことでリーダーとしての魅力を全員で磨いていくことを目指します。

今回、このような大役を頂いて周りの皆様、応援してくれる仲間に心から感謝すると同時に身が引き締まる思いです。一年間、同友会の入り口として仲間を集め、学びを深め自社・宮崎同友会を共に発展させていくことに力を注いで参ります。宜しくお願い致します。