第2分科会（定員80名）

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• 経営指針とPDCA

大規模な空調工事を得意とし、県内屈指の技術力を誇る有限会社東栄空調。
2006年、先代の急逝により予期せぬ形で会社を引き継ぐことになった東郷氏。バブル崩壊から長引く不況の影響で、会社は債務超過に陥っていました。
経営者として右も左も分からない中、「この会社を何とか立て直さなくては！ 」と一致団結して共に窮地を乗り越えられたのは長年勤めてきた社員達の存在でした。そんな社員の姿をみて東郷氏は「いい会社にしたい！ 」と、職場環境の改善を進めます。2012年同友会に入会し、第13期「経営指針をつくる会」を受講。『【空調屋】【技術屋】【挑戦者】』の経営理念を掲げます。アンケートや面談を通して社員と共に経営指針を点検し、継続して経営指針と向きあうサイクルをつくることで業績も大きく好転しました。
若手社員も増え、順調に成長してきたかに見えましたが、社内では小さくない歪みが生まれていました。若手社員とベテラン社員の衝突。もはや八方良しとはならない状況にまで悪化した状態で東郷氏が下した決断とは？
東郷氏の報告から、指針経営を実践することの大切さと難しさを学び、真の会社の成長をめざす経営者の姿勢について共に考える分科会です。