第3分科会（定員80名）

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• 下請け企業から自立型企業へ

2009年に入社後、事業承継への準備を目的に2019年同友会に入会。当時はレトルト食品の開発、製造、販売を重ねるなかで思うようにビジョンが描けず不安を抱える日々だったと話します。
２年前には中核を担う人材が複数退職、コロナ禍の巣ごもり需要も終わりさらに自身の慢心もあってか、会社の業績も赤字でした。社内に不安や心配の声も溢れていました。その状況から昨年まで本気で創業者（父）がM＆Aを検討していました。
同友会で役を引き受け、学び続ける中で自分を変えなければならないと気づかされた請関氏。同友会の仲間と行った経営戦略模擬会議で生まれた商品が経営危機を脱却するきっかけとなります。その商品は海外からの受注も始まり世界へ販路を開拓できる状況になっています。
請関氏は「同友会に主体的に参加していなければ今の自分や会社は存在しない」、「本気で同友会活動に取り組むこと、不離一体で経営に向きあうことで自立型企業をめざしたい」と強く語ります。
下請け企業からどうやって自立型企業へと舵をきったのか？ 自身の姿勢や考え方が同友会活動を主体的に行うなかでどう変わっていったのか？ を共に考える分科会です。