記念講演

地域に必要とされ、応援される企業とは何か。佐賀県唐津市で花農家の三代目として生まれ育ち、㈱クラベル・ジャパンを創業した平田憲市郎氏の実践から学びます。
1955年祖父の代より菊の栽培をしていた同社は、1960年代よりカーネーション栽培を始め、売上の大部分を占めていきます。
2017年㈱クラベル・ジャパン創業を機に、「世界一付加価値の高いカーネーションをつくる」と目標を掲げ、レインボーカーネーションの栽培を開始しました。試行錯誤を重ねレインボーカーネーションの栽培に成功し、１本8,000円で取り引きされることもありました。
しかし、コロナ禍で売上が減少。そんな中、唐辛子事業に挑戦し、生産から加工・販売・輸出・雇用創出へと展開しています。
誰のために、何のために経営するのか－経営理念を問い直し、行動に落とし込むことで、地域との信頼を築き、社員が誇れる企業づくりを進めてきました。
理念経営と実践のポイントを持ち帰って、地域ともっと関わりながら、応援される会社をめざしていきましょう。